名古屋 1-1 甲府得点:ヨンセン(名)29min/前半;須藤(甲)23min/後半
警告:杉本,吉村,山口(名);秋本,池端(甲)
退場:無し
観客:10,264人
会場:名古屋市瑞穂陸上競技場
日時:2007/06/30 13:00
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[名古屋]
GK:楢崎
DF:大森,米山,阿部
MF:山口,藤田,吉村,本田(片山),渡邊(竹内)
FW:ヨンセン,杉本(津田)
監督:フェルフォーセン
[甲府]
GK:鶴田
DF:杉山,池端(増嶋),秋本,山本
MF:井上,藤田,石原
FW:大西(久野),須藤,國吉(鈴木)
監督:大木
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藤田の偉業を祝福すべく、前半から飛ばしに飛ばした名古屋が、
29分に渡邊からのクロスを、ヨンセンが頭で合わせて先制。
しかし、再三のチャンスがあったにも関わらず、前半1点しか奪う事が出来ず、
向かえた後半23分、尻上がりに調子を上げてきた須藤に、
右足で決められ同点に追いつかれると、そのままなす術無く試合終了を向かえ、
あえなくドローに。
順位を1つ上げて10位になれたものの、
これで5試合勝利無しの結果に終わる。

前半はとにかく良かったです。
確かに再三のチャンスを決めきれないストレスはあったものの、
サイドからの攻撃は4バックできっちり対応。
先制後は、時に本田、山口、吉村が3ボランチ気味に守るなど、
守備の醍醐味が大変凝縮した展開でした。
この試合のポイントは阿部のストッパーが、
かなり機能した点が挙げられるかと思います。
しかし、この試合大活躍だったサイドの渡邊の負傷交代で暗転。
竹内が替わってCBに入り阿部がSBに回ると、
それまで阿部と米山に完全に影を消されていた須藤が、
水を得た魚のように甦り、流れを持っていかれたかと思うと、
案の定、その須藤にまんまと決められ失点。
竹内のディフェンスも大変お粗末なものでしたが、
やはり、阿部をサイドに回してしまったこと、
そしてかなりクオリティーの高かった渡邊を失ったことが、
みすみす勝利を逃してしまった原因になろうかと思います。

前半だけでしたが、
右サイドで大森が人が変わったように果敢な攻め上がりをみせ、
左サイドでは本田のクレバーなプレーが、
渡邊らの賑わいを呼ぶ理想的なゲーム運びが出来ていたはず。
この試合をみる限り左SBは渡邊がスタメンを勝ち取るとみて良いかと思います。
しかし、本田は流石!って感じがしました。
あれだけ囲まれても前を向いてプレーできるのだから。
フィジカル、テクニックとも名古屋では群を抜いて凄いと思います。
ヨンセンがいるにも関わらず、結局今年も決定力不足です。
昨年対比も、ほとんど見栄えのない数字になってきました。
やはり補強に頼らざるおえない現状でしょう。
とはいっても、FWを入れれば事が解決する訳ではないように感じます。
やはり、藤田を補強して得たような、
バランス感をチームにもたらしてくれるような選手の獲得が必要かと思います。
まだまだ、今の名古屋は、細部の補正よりも、
ぎこちない偏重型の補正の方が先決でしょう。
だいたいのところ、FWに駒不足を感じない訳なので、
右サイドの強化が必然的に得点力アップに繋がっていくような気がします。

藤田が名古屋にやって来た影響は、計り知れないものがあるかと思います。
ストイコビッチの残した功績は、勝つことや、強くなることの喜び。
藤田はサッカーそのものの持つ面白味をもたらしてくれたことかと思います。
そもそもサッカーは集団競技なのだから、
当たり前といえば当たり前の話なのですが・・・。
今の名古屋は、未だその程度のクラブであるということを、
きちんと認識しておくことは、重要なことかもしれません。

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